のれんと言えば、目隠しに以前はよく使用されていましたが
近年の家ではあまり見かけなくなりました。
洋風の家が増えて来たこともあり、店舗用に使われることは多くても
洋風の自宅内でのれんを活用するという発想自体がまだあまりないのかもしれません。
しかし一方で、のれんは様々な素材や色で密かに人気を集めています。
その中でもインドチックなムードが溢れるラジャスタン柄は、
インド北部のラジャスタンの生地で生まれました。
色合いも実に様々です。ラジャスタン州では、街のあちこちでこれをかけていて
観光客の目も楽しませてくれています。
派手すぎるかなと思われるぐらい派手なのものが多いのが特徴です。
数年前からのアジアン雑貨ブームに乗って、和室にも洋室にもアジアンテイストの家具や雑貨類は一般の家庭でも自然に多く取り入れられています。
のれんは本来目隠し程度で家の中ではわき役のような役目でしたが、
これをかければ一気にお部屋が明るくなり、家にいても旅行気分のようになります。
来客もこの一風変わったのれんに興味津々になることは間違いないです。話題づくりにもなりますし、影響を受けて自分の家でも活用してみようと思われる方もいるかもしれません。
柄もさまざまあるので、飽きてしまいそうになったらその前にデザインを変えるなどして、四季を通じて違うものをかけるのもまた楽しいのではないでしょうか。
また、柄だけでなく形も様々ですので、いろんな形に挑戦してみても面白いです。
絶対的なルールというものはなく、自分の好みでカスタマイズできるため
インテリアに合わせた形とデザインでのれんを製作できるという自由度も高まっています。
インドに旅行したことがある人はその思い出がよみがえってくるようですし、
旅行したことがない人はまるでインドに旅行に行ったかのような錯覚すらするほど、
毎日が楽しくなります。
アジアンチックなものが好きな人でもそうでない人でも一度
このインドムードあふれるのれんを使用すればリピートすることは必至でしょう。