のれんの顔料プリント技法の良さとはどんな点か

のれんの顔料プリント技法は、文字や絵が鮮やかに浮かび上がる点が特徴です。
顔料プリントは生地との相性が非常に良いというメリットを持っています。

のれんを顔料で染める

のれんへのにじみが無く、発色が良い状態で保ちたい時には、この印刷方法を使用することがお勧めです。

のれんを目立たせたいと考えている場合には、色にこだわることが大切と言えます。
この方法を選べば、色次第で見栄えのよい商品を低予算で制作することが可能となるのです。

顔料にはこだわりを持つと良いでしょう。
顔料の特性としても、裏が透けないというメリットがあります。

そのためいつまでも模様や絵柄が鮮やかで、古ぼけた感じにならないという良さがあるのです。

落ちしにくいという点も嬉しいポイントと言えます。
外にかけるタイプののれんを制作する時には、ぜひこの顔料のタイプを選ぶことをお勧めします。

耐光性の性質がありますから、日光の光を浴びて色褪せたり塗料が落ちることがありません。
こまかい絵柄や模様・文字を印刷したい時にも役立ちます。

安定性が高い鉱物由来の色を使用しますから、強靭性の高い製品を仕上げることも可能です。
色褪せずいつまでも使えるアイテムが必要な時に、ぜひ活用しましょう。

シルクスクリーンは「部分的に染める」ことが出来る


シルクスクリーンは型を使用し部分的に染める方法です。
のれんに使用したい文字や模様などは、丁寧に型を作ります。

精度が高く細かい印刷が出来るというのも、シルクスクリーン印刷のメリットです。
白抜きなどのような、一部分だけを切り取った表現が可能となりますから、より情緒豊かなのれんを制作することが可能となります。

基本的には裏抜けしない性質を持っていますが、あえて粋な表現をしたいという場合には
裏に透かしのような文字やロゴ・模様を入れることが出来るのもポイントです。

型を一度作成すれば、たくさんの生地に使うことが出来るのもこの方法の優れた点で、
お祭りやイベントのような時の大量ののれんを手頃な価格で作りだすことも出来ます。

イベント用ののれん

生地を選ばずに様々なのれんに使えるので、ユニークなのれんを作りたいという方にもお勧めです。

「こんな風に作りたい」「こんな型で染め抜きしたい」というイメージがあれば、
それを丁寧に切り抜き「型」を作ることで再現することが出来ます。

インクの盛り上げも出来ますから、強調したい部分や目立たせたい部分に
より強い効果を与えることも可能となります。

まずはサンプルなどでその良さを実感してみて下さい。